マルシチ木村七蔵商店について

マルシチ木村七蔵商店は元々は昆布屋さんでした。

昭和28年(1953年)に初代となる木村七蔵が昆布漁と昆布加工を生業とするマルシチ木村七蔵商店を新ひだか町三石で創業。

木村七蔵は昆布漁だけでなく加工にも力を入れ、日高みついし昆布の商品化に取り組んでいました。
昆布そのものを出荷するのがメインの中、日高みついし昆布を商品として仕上げて販売したのは三石地区では初代の木村七蔵が初めて手掛けたとのこと。

木村七蔵を初代とし、二代目にはその長男木村茂があとを継ぎ2024年12月まで事業を守ってきました。

木村七蔵が残した昆布納屋には、自ら設計した加工用の機械があったり、
二代目となる木村茂もまた、パッケージデザインにこだわり自ら描いたラフデザインをもとにパッケージ制作するなど昆布漁だけでなく創造力あふれる人物でした。

そんなクリエイティブな血と屋号を引き継ぎ、初代のひ孫にあたる木村真依子が四代目としてこの新しいマルシチ木村七蔵商店を立ち上げました。

曽祖父と祖父が情熱を注いだ日高昆布商品を残しつつ、幼少期から夢中になっていた剣道に着目し、また新しい価値を世に送り出そうと日々奮闘しているのでした。

2024年12月まで使用していた昆布納屋↓