ナナクラ昆布店主の日記

娘の剣道に学ぶ剣道の良さとは

娘が剣道をやりたい!とのことで、同じ学童の子が通う少年団に見学に行ってきました。やはり剣道やってた親(私)の子どもは剣道やる運命なのだろうか。先生が子どもたちへ剣道の所作を一から教えてくれていましたが、改めて聞いたのはいったい何年振りだろう?それを聞いて、そうだったそうだったと私も頷きながら、剣道の魅力は「剣道のすべての動作や精神は、剣道だけでなく私生活すべてにつながっていること」であったと思い出しました。いや思い出したというか、当時からずっと先生たちは伝え続けてきてくれていましたが、大人になって改めて意味を深く理解できました。当時は、やるからには勝たないと意味がないという剣道を続けていましたが、恥ずかしながらこの年になって、勝つことだけが目的じゃない剣道の良さに気がつきました。とはいえ娘は予想外のハードさだったようで、帰宅後と翌朝はグロッキー。さて続くのだろうか?!なかなか筋はいいと思うのは親バカかしら。  

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車問題2

前回、自身の情けない車問題について投稿したが、今回条件のまぁまぁいい車を発見したので土曜日に見に行って来る予定だ。たぶんそのまま買って帰ってくると思う。2024年3月まで車検がついて、総額30万円。かなりお買い得だし、保証もついてて車体もそんなに古く見えない。 30万・・・私が今出せる金額はそのくらいだ。やっぱりどこか情けない話だが、やっぱり自分で選んで買うというのは気持ちがいい。 本当は、私のパートナーの好意でパートナーがサブで持っているアルファロメオを自由に乗っていいよと言われここ数日はお世話になっていたのだが、確かにアルファロメオはかっこいい。乗っている自分までかっこよく人間に感じてくるし、車も煽られることもないし、なにより車代タダでその他メンテナンスもパートナーがしてくれるとなればこんなに良い話はない。 が、そこに甘えていては自分はなにも変われないのだ。たとえ30万でも、この車の購入は最近低迷している自分への投資であり新たな一歩なのだ。 次の車検のときには、たぶんまた車を買い換えると思う。その時は、好きな車を好きなように選んでポイっと買える自分になっている。  

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車問題

現在乗っている車が車検を迎える。 もう15万キロも乗っており、車体自体ももう古いのでそう簡単にはいかないだろうなと思っていたが、やはりいざ車をあずけると、車検の前の見積もりからプラス8万ほどかかるとのこと。 総額20万くらい出してまで車検を通すような車ではないので手放すことにした。 でも車がないと非常に困る。一度車生活に慣れてしまってからは、毎度この車問題にぶち当たる。二束三文の車しか今まで乗ったことがないので、たびたびトラブルを起こしてはまた二束三文の車を買って・・・の繰り返しだ。 車を買うお金がないのに、でも車が必要だ。 好きな車をパッと買えないなんてほんとになさけなくて涙が出そうになり実は落ちこんでいる。 お金がなくなることばかりに目を向けないで、なくなったら稼げばいい、そういう思考になりたい。いや、ちゃんとした車を買ってそういう思考を身に着けよう!そうだそうしよう!  

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私はカレー屋になれなかった

2018年4月、私は満を持して実店舗を構えた。元々はマンションの一室を事務所として、そこに在庫をかかえて商品を発送したり、あとはイベントや催事の出店を主としていた。実店舗がほしいと思ったのは、催事などでターゲット層ではない不特定多数のお客様を相手にすることに疑問を感じたことと、なによりコンセプトの「もらってうれしいおしゃれな昆布」と、キャッチコピーとして掲げている「おしゃれなひとはだしをとる」の、この2つがいまいち消費者の方に伝っていないという滞りを感じていたからだ。 例えば、イベント出店では大袋がほしいという要望や、この量(少ない)でこの値段?!(高い)と言われたりおしゃれなひとはだしをとるってどういう意味ですか?って聞かれたり・・・ とにかくここに来たらこの商品を買うのがステータスでこの商品を見つけた自分いい!ってなって、この店に来たらおしゃれなひとはだしをとるって意味がなんとなくわかる!という場所がほしいと思ったのだ。 実店舗ができた経緯は省くが、無事にオープンしてからは私の目指す店舗運営ができていたと思う。入ってきたらお出汁が用意されていて、そのお出汁をとったのがおばあちゃんでもなくそこそこ若く小奇麗にしている私で、お出汁や昆布のイメージを一新した世界観を演出していた。それにとても満足していたのだが、それは突然やってきたのだ。 コロナ である。 私の店舗は札幌市の観光スポットのど真ん中にあるので、観光客が気になって入ってきてくれる、そんなところだった。しかし、コロナになってお客が1人も来ない。ゼロだ。数十万あった売上が・・・ゼロ!!!!!! しばらくは給付金などでしのいでいたが、このままじゃいけない。そこで思い立ったのがカレー屋だったのだ。観光客相手ではなく、地域の人にも喜んでもらえるものを作らなくては・・・!と。今の昆布店をお出汁の入ったカレー屋にする。国民食でありカレーが嫌いという人はそうそういない。昆布屋からカレー屋になるのは、今まで構築してきた世界観をくずしてしまうことに抵抗はあったが、好きなことをするのと稼ぐことは別ものだと言い聞かせ、2021年6月から突然カレー屋を始めたのだ。お出汁が入ったカレーは徐々に売れだし、リピーターもついてきた。雑誌やテレビの取材もきた。もっとがんばれば、これで生計を立てられる・・・ が! 私はカレー屋じゃなくて、昆布屋なのである。カレーが売れれば売れるほど、消費者の私に対する目がカレー屋さんになっていくのが耐えられなくなってしまった。今の自分の現状を考えたらなりふりかまっていられない状況だから、ここはなんでもやって、踏ん張り時だと思って気持ちをなんとか盛り上げて頑張ろうとしたけど、自分のアイデンティティとは違うことを続けることはやはり難しかった。カレーと同じくらいの集客力を見込めるとした、めっちゃ例えばの例として、お出汁茶漬けの店とかならまだ続けていこうって思えたはずだ。それは、「おしゃれなひとはだしをとる」のコピーにのっとっているから。ナナクラ昆布を続ける以上、おしゃれなひとはだしをとるという人でいることが私のアイデンティティだ。カレー屋のほうがもうかる可能性あるからナナクラ昆布やめてカレー屋になるってことはできない。 そんな気持ちを再確認し、カレー屋はやめることにした。そして、同じくこだわった実店舗もしばらく閉めようと思う。 今、ショッピファイでオンラインショップをリニューアルしているがまたあのマンションの一室で始めたころに戻って心機一転ゼロからまた這い上がっていこうと思う。

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頭からプシューと音と煙を出しながら某無料ECサイトからshopifyへ移行中

Shopify 角間実

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